ウルトラ・ヴァイオレット「さよなら、アンディ」

フランスの裕福な旧家を飛び出して、ニューヨークでダリと行動を共にしているときに、アンディ・ウォーホルと出会って、そのミューズとして活躍した作者の回顧録。とにかく時代を感じるエピソードが多いのだけど、60〜80年代のアートシーンの皆さんのカジュアルなドラッグの摂取っぷりがすごい。注射器もばんばん回し打ちするから、そりゃエイズも流行るわな。なんていうか、後に起こることを知らないから無邪気な感じ。

さよなら、アンディ―ウォーホルの60年代 (20世紀メモリアル)

さよなら、アンディ―ウォーホルの60年代 (20世紀メモリアル)