愛欲に溺れるシーンがたくさん出てくるのに、猥雑な印象にならないのは、その表現が性に閉鎖的な頃の時代の小説のようだったり、具体的な描写がないからかしら。川上さんの小説を読んでいると、40歳になってみたいなあ、と思う。
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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愛欲に溺れるシーンがたくさん出てくるのに、猥雑な印象にならないのは、その表現が性に閉鎖的な頃の時代の小説のようだったり、具体的な描写がないからかしら。川上さんの小説を読んでいると、40歳になってみたいなあ、と思う。