2006-09-11から1日間の記事一覧

 金井美恵子「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」

彼女の本で目白の話を読むのはこれが初めて。他の彼女の著作より好きだな。他の目白四部作作品も読んでみようっと。 それにしても金井美恵子さんと、装幀を手掛ける姉の金井久美子さん、ついつい「姉妹社」を思い出してしまう。彼女(たち)について私の知って…

 川上弘美「溺レる」

愛欲に溺れるシーンがたくさん出てくるのに、猥雑な印象にならないのは、その表現が性に閉鎖的な頃の時代の小説のようだったり、具体的な描写がないからかしら。川上さんの小説を読んでいると、40歳になってみたいなあ、と思う。溺レる (文春文庫)作者: 川上…

そして「命びろい」のタトゥー(シール)をブラウスの下に隠しながら、今日も今日とて面接に行ってきました。