イラストレポートだから受け入れられるのかな。この光景を実際目の当たりにしたらどう思うか自分でも分からないけど。屠畜に携わる人たちの職人芸に感謝したい。おかげで、私はおいしい食肉文化にありつけているのだから。「屠畜を商売にする人に対して今でも差別があるのか?」というのは私もずっと不思議に思っていて、著者はいろいろなところでその疑問を投げかけるけど、それぞれの国での反応が興味深かった。新潮3月号でも、内澤さんは自分で食用の豚を飼っている話を書いていて、一貫した姿勢がかっこいいと思う。
- 作者: 内澤旬子
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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