トルーマン・カポーティ「詩神の声聞こゆ」

マーロン・ブランドの日本滞在を書いた「お山の大将」と、「ポギーとベス」ソ連公演を書いた「詩神の声聞こゆ」が収められたこの本は、ずっと読んでみたかったのに、長く絶版なのだった。復刊ありがとう、早川さん。「冷血」の習作って感じなのかな。若干読みにくい。訳のせい?そういえば、Hey!Say!生まれ(ジャニー)はソ連とか冷戦とかをリアルタイムに知らないんだなー、とふと思いました。昭和は遠くなりにけり。