中平龍二郎「ホントに歩く大山街道」

大山詣りに興味があった頃に頂いた本。金比羅さんとかお伊勢は有名だけど、身近に大山街道があって、こんな地味な近所をお詣りに行く人が通って町が形成されてたのかと思うと不思議な気持ち。山へお詣りにってレジャーと信心が融合しててよくできたアミューズメントだったなーと思う。

ホントに歩く大山街道 (未知の道シリーズ)

ホントに歩く大山街道 (未知の道シリーズ)

 

 

海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」1

今日の逃げ恥も大変よかった…。久しぶりに泣きながらドラマみた。平匡さんとみくりさんがかわいくてかわいくてその上かわいいよ…。おまけに古田さんと藤井さんの酔っ払い演技まで楽しめて、なんてすばらしいドラマなんだ。

そういやKindleで一巻だけ買ってたの忘れてて、こないだ発掘したので読んでみた。悪くないけど、でも星野さんとガッキーのかわいさにはかなわないな!あとドラマの脚本のすばらしさもよくわかる。この原作をあんなにきゅんきゅんする話に仕立てるなんて。

 

星野源「働く男」

TBSドラマの「逃げれば恥だが役に立つ」が面白くて仕方ない。星野さんも新垣さんも古田さんも藤井さんも石田さんも好きな人ばかり出てて、なおかつ内容もめちゃくちゃ面白いドラマがあるなんて、作ってる人たちにありがとうございますと伝えたい。星野さんが役にどハマりしてて、ていうかどハマりしてるようにしか見えない演技の上手さに毎回唸ってしまう。ちゃんと毎週ドラマを楽しみに観るのは久しぶり。恋ダンスだって習得したいくらいだ。

いろんな文章を集めた本で、中にごく短い短編小説も紛れてて、それもすごくよかった。あとがきで、その小説を川勝さんがすごくいい言葉で褒めていたのを読んで、川勝さんさすがすぎると思った。

そしてこの本を、2006年の発表当時まったく反響がなかった「急須」を読み、唯一「これを星野くんと同じ年齢で読んでいたら、嫉妬で星野くんを全力で潰しにかかっていたよ!」と激励してくれた、故・川勝正幸さんに捧げます。

働く男 (文春文庫)

働く男 (文春文庫)

 

 

吉野朔実「吉野朔実は本が大好き」

このシリーズをよく図書館で借りて読んでた。亡くなられてから全部一冊にまとまった。本が好きで、同じく本好きな仲間にも囲まれて、いい読書ライフを送られてきたのがよくわかる。いろんなジャンルの本が出てきて楽しいし、もっと私も小説読もう、という気になった。ミステリとかももっと読みたいんだよな。

吉野朔実は本が大好き (吉野朔実劇場 ALL IN ONE)

吉野朔実は本が大好き (吉野朔実劇場 ALL IN ONE)

 

 

獅子文六「娘と私」

私小説なので作者のおっさんくさいめんどくささが出てて、今まで読んだ獅子文六のフィクション小説とは違う感じ。フランス人とのハーフの娘を戦争をまたいで育てた記録。当時の暮らしの様子がわかるのもおもしろい。

娘と私 (ちくま文庫)

娘と私 (ちくま文庫)

 

 

山下和美「天才柳沢教授の生活」2、3

すんごい今更なんだけど、この漫画すごくおもしろいのではないだろうか。大学の臨床心理学の先生がよく授業の題材に使っていたのもわかる。

 

はらぺこ編集部「漫画家ごはん日誌 たらふく」

谷川史子さんと青木俊直さんがご夫婦と知って驚いた。

漫画家ごはん日誌 たらふく (フィールコミックス)

漫画家ごはん日誌 たらふく (フィールコミックス)