ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引き書」

最初の短編がちょっとグロテスクでなかなか読み進める気にならなかったけど、他にもいろんな作風の短編が入ってて、慣れてくると読み終わるのがもったいないくらい面白かった。もっと読みたいけど作者が亡くなっているからもう新作出ないのかな。

 

本の雑誌編集部「働くわたし」

こうやってまとめて書いてると、本の雑誌社率高いな。

仕事について考え直す機会を強制的に与えられたので、女が働くということ、みんなどんなモチベーションでその職に就いているのかを読みたくて買った。キラキラした話以外にもいろんなケースを読みたい。

働くわたし

働くわたし

  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

橋本倫史「市場界隈」

牧志公設市場に行った時に古本屋ウララで買った、市場のお店の話を集めた同人誌?が面白かったんだけど、この本でも、どんな風にお店が始まって今に繋がって、これからどうなっていくのか、今ある光景は今しかない(取材後牧志公設市場は建て直しされている)ことを再認識させられる。

市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々

市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々

  • 作者:橋本 倫史
  • 発売日: 2019/05/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本の雑誌社「下戸の夜」

今更急に言い訳するが、緊急事態宣言中に「一日一冊本を読み切る」ということをしており、本の表紙のみツイッターに残していたものの、こっちに書くのを怠っていたので、読書記録としてまとめて書いている。読んでから一ヶ月以上経っているので感想はぼんやりしてるけど、でもなんとなく覚えているものだな。

この本は京都に行った時に泊まったホテルアンテルームのラウンジみたいなところに置いてあって知った。下戸の気持ちがわかるかなと思って読んでみた。そうこうしているうちに私もそんなにお酒飲まなくなった。外で人と会わないから。

下戸の夜

下戸の夜

  • 発売日: 2019/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

アーナルデュル・インドリダソン「湿地」

遅まきながら北欧ミステリデビュー。そこまでははまらなかったけど、面白いし、この主人公父娘がどうなっていくのかは気になる。

 (読んだのは文庫だけどKindleしか出てこない。映像化までされてるのにもう絶版なのかな)

湿地 (創元推理文庫)