岸本佐知子編訳「コドモノセカイ」

クレマチスの季節にちょうど観たい展示(須田悦弘さんのミテクレマチス川内倫子さん野口里佳さんらの写真のコレクション展)をやっていたので、ゴールデンウィークを利用してクレマチスの丘に行った。庭も展示も満喫した上に併設の本屋の品揃えも面白くて、ちょうどこどもの日だったのでこの本を買った。人と一緒の旅行だったので、短編集だとちょこちょこ読めて具合がよかった。

 

 

日本文藝家協会編「ベスト・エッセイ2017」

2018年版が出たと聞き、そういえばだいぶ前に買った2017年版読み切ってなかったな、と思って残りを読んだ。その年に新聞や雑誌に掲載されたおもしろいエッセイを集めてくれてて、ありがたいなこのシリーズ。いい文章が集まった感じが国語の教科書みたいで、そういえば光村図書って教科書の会社だもんな、と思った。編纂委員も信頼できる面々。今更だけど、このシリーズもっと読んでいきたい。

 

ベスト・エッセイ2017
 

 

 

長谷川町子「おたからサザエさん」1

町子先生の姪御さんがワカメちゃんのモデルとしてテレビに出てた。フランスで国際結婚して暮らしてらした。おしゃれで素敵な方だった。

 

おたからサザエさん 1巻

おたからサザエさん 1巻

 

 

 

三島由紀夫「宴のあと」

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森道市場に行くことにして、せっかくだから一泊しようと思ったら、蒲郡クラシックホテルが近くにあった。なんだか素敵なホテルとして聞いたことあるぞ。ということで、せっかくだから奮発して泊まることにした。蒲郡クラシックホテル、昔は常盤館という旅館で、様々な文士がそこを小説に描いてるとのことで、この作品もその一つ。今までなんとなく読みそびれていたので、いい機会だから読んでみる。蒲郡クラシックホテルは風光明媚な立地で、とにかく部屋からもラウンジからも景色がよくて、一人だとぼんやりするか本を読むかくらいしかすることがなく、読書が捗った。贅沢な時間だった。

 

宴のあと (新潮文庫)

宴のあと (新潮文庫)

 

 



宮下奈都「羊と鋼の森」

素直な主人公の成長物語、読んでて気持ちがいい。何年も調律してないうちのピアノに申し訳ない気分になった。

 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

 

 

あずまきよひこ「よつばと!」14

滅多に出ない新刊をすぐに読んでしまうのはもったいないと思いつつ。今度はいつ。

よつばと!(14) (電撃コミックス)

よつばと!(14) (電撃コミックス)