よしながふみ「きのう何食べた?」12

親だけでなくお客さんも歳をとって変化していくこと、ケンジさんの出張カットの話とかリアルでいいなあ。

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

 

 

羽海野チカ「3月のライオン」12

12巻にして零ちゃんが仕事をする姿を初めて目の当たりにする姉妹、というのがおもしろかった。ひりひりするような勝負の描写の合間にそうめん茹ですぎてお腹いっぱいになるようなほこほこエピソードが入って、この緩急がたまらん。

 

ジュンパ・ラヒリ「べつの言葉で」

インド人の両親にアメリカで育てられたため、ベンガル語と英語を身につけ、英語で小説を書いていた作家がイタリア語に出会い、イタリア語で書いた本。ジュンパ・ラヒリのイタリア語への情熱に目をみはる。イタリア語で書かれたという短編は、日本語に訳された状態で読むのだけど、不思議な味わいだった。

べつの言葉で (新潮クレスト・ブックス)

べつの言葉で (新潮クレスト・ブックス)

 

 

はるな檸檬「タクマとハナコ」1

ヅカヲタの皆さんの話っておもしろいよねと思って読んでみたが、結婚て悪くないよね、な話であった。タクマさんもたいがいだけど、あとがきのはるなさんの旦那さんの話がすごかった。

 

タクマとハナコ1

タクマとハナコ1

 

 

 

西尾雄太「アフターアワーズ」1

ふわー自然に百合要素が紛れ込んでる!もっと読みたい。

 

 

 

夏目漱石「坊っちゃん」

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こんなに有名な小説を今まで読んでいなかった。読みそびれたままここまで来てしまった。道後温泉に行くことになったので、これが機会と思いやっと手にとった。松山と江戸っ子の話。親譲りの無鉄砲。

 

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

 

 

 

岸本佐知子「なんらかの事情」

岸本さんのエッセイは何年かに一冊しか出ないから、貴重なお楽しみ。細く長く続けていただきたい。

なんらかの事情 (ちくま文庫)

なんらかの事情 (ちくま文庫)