ダヴィンチの連載でキューバ旅行のこと書いた文章がすごくよくて、だからこの本の内容もなんとなく知ってる気になってたんだけど、一冊の本の分量で読むと予想を超えてほんとうによかった。紀行文とかじゃない、私小説ってこういうのを言うんだっけな。知らない国をひとり旅をしたい。
会社帰りに本読んで帰るっていうのもっとやりたいな。忘れないようにしよう。
話としてはすごくいいし、特に最後はみくりより百合ちゃんの話に釘付けだったけど、絵がなー。一度気になるとずっと気になっちゃって。
かなちゃんいい子すぎて。
夏になると海に行く。行き先は鎌倉か葉山が多い。鎌倉駅の近くにたらば書房という本屋さんがあって、ぱっと見普通の町の本屋さんなのだけど、本のセレクトやただずまいがすごくよくて、この本屋の近くに住みたいと思う。たらば書房とロンディーノ(近くの喫茶店)がある暮らしに憧れながら、海で泳いだ帰りにときどき本を買う。
この本もたらば書房で買った。これから歳をとると私の身体はどう変化していくのか、リアルに感じられる本だった。ありのままで、でも露悪的ではなく、その感じがとてもちょうどよかった。とりあえず私も運動しよう。
私にはちょっと大味過ぎたな。
伊藤さん47歳かー人生の先輩としてこのまま描き続けて欲しい。いろいろ共感しかない。