星野源「働く男」

TBSドラマの「逃げれば恥だが役に立つ」が面白くて仕方ない。星野さんも新垣さんも古田さんも藤井さんも石田さんも好きな人ばかり出てて、なおかつ内容もめちゃくちゃ面白いドラマがあるなんて、作ってる人たちにありがとうございますと伝えたい。星野さんが役にどハマりしてて、ていうかどハマりしてるようにしか見えない演技の上手さに毎回唸ってしまう。ちゃんと毎週ドラマを楽しみに観るのは久しぶり。恋ダンスだって習得したいくらいだ。

いろんな文章を集めた本で、中にごく短い短編小説も紛れてて、それもすごくよかった。あとがきで、その小説を川勝さんがすごくいい言葉で褒めていたのを読んで、川勝さんさすがすぎると思った。

そしてこの本を、2006年の発表当時まったく反響がなかった「急須」を読み、唯一「これを星野くんと同じ年齢で読んでいたら、嫉妬で星野くんを全力で潰しにかかっていたよ!」と激励してくれた、故・川勝正幸さんに捧げます。

働く男 (文春文庫)

働く男 (文春文庫)