岩下尚史「名妓の夜咄」

新橋芸者の今昔がリアルに。芸者の世界って分かるようで分からなかったのが、だいぶ明確になってきた。年配の芸者さんの聞き書きも多く、その口調が読んでて気持ちよい。どんな年配の方が書いているのかと思えば、1963年生まれ。そうでもない。残してくれて、知らせてくれてありがたい。

名妓の夜咄 (文春文庫)

名妓の夜咄 (文春文庫)