急におまいりしなくちゃ、という気分になり、祖母の分骨的なものの前にろうそくを灯す。なんでそんな気になったんだろう。新暦のお盆が終わったからかな。うちの田舎旧暦でお盆やるんだけどな。


映画「この空の花」を観た。長岡花火を題材にした、そうとうどうかしている映画、とは聞いていたのだけど、本気でどうかしていた。どうしたらあんな映画を作り出すことができるのだろう。3時間近く、つっこみどころが満載なのだけど、それはそれとして、登場人物の話す新潟弁(長岡弁)のいい加減さが気になってしょうがなかった。落語で出てくる「田舎者」が話す言葉(地方を特定しないように分かりやすく訛った言葉)で、新潟弁で書かれた台詞を読み上げる感じ。ああ訂正したい、と思ったけど、祖母が亡くなって三年経ち、新潟弁を使う機会がほとんどなくなったので、私自身もあんまり話せなくなってることに気づいた。年寄りと接する時くらいしか、方言は使わない。