式根島に行ってきた。海に行きたいけど泳ぐにはまだ早いかなー、と思っていたところ、海中温泉のことを知って、これだ!と思い。


地鉈温泉。断崖絶壁を下って行くと、岩場にぬるぬるの硫黄泉がある。そのままだと熱いので、潮の具合でうまいこと海水で温度が下がったところに入る、という温泉。式根島観光の一番の目玉だと思ってたのに、誰もいなかった。水着着用だけど着替えるところがないので、どうしよう、と出発前はいろいろ思いあぐねていたのに、どうとでもなった。


他にもいくつか温泉入った。自然のままの温泉では海は見えずに岩に囲まれて、野趣あふれ過ぎな感じで落ち着かず、整備された温泉だと整備され過ぎてて温泉らしさに欠ける。なかなか難しいものだな。面白い体験だった。


海の面した温泉に入ってたら、ていうか海入りたいー!という気分になり、海水浴場にも行った。まだ泳ぐには寒すぎるけど、浜辺のある海を見ると、わー!とテンション上がる。もし何もしないでも暮らしていられるのなら、海の近くに住みたい。


行きはジェット船で二時間半、帰りは大型客船で八時間くらい?さすがに帰りの船は心配だったけど、酔い止め薬のおかげか酔わずに済んで、長い時間もそれほど苦にならずに過ぎて行き、よかったーと思いながら家に着いたらどっと疲れが出て、軽い乗り物酔いみたいになった。



帰りは横浜の大桟橋で降りた。実際に港として利用するのは初めてで、横浜税関見ながら、そっか横浜って港町だよなー、玄関口にこの税関はあるんだなー、と改めて思ったり。美しい街並が、ちょうど夕暮れ時で、気候もちょうどよくて、おまけの旅みたいでとてもよかったので、重い荷物持ちながらも歩くのが楽しかった。