久しぶりに自爪に戻した。ほほージェルネイル続けると爪が薄くなるってほんとだな!久々に自分で塗るのマニキュア塗るの楽しみ。いざやるといろいろ失敗してきっときーってなるんだけど。


昨日は映画「エンディングノート」を観た。がんで亡くなるお父さんを追った娘によるドキュメンタリー。段取り好きなお父さんのキャラクターが面白過ぎて、これは映像作家の家族だったら記録に残したくなるだろう、と思う。自分の死に対して冷静に対処しようとするお父さんの姿は時に滑稽で、でもやっぱり悲しくて、特に亡くなる直前の様子の描写が祖父や祖母が同じ病気で亡くなったときのことを思い出さずにはいられなくて、泣けて泣けて仕方なかった。一気に病人らしい風貌になったおじいちゃんを見て戸惑っている孫の顔や、あの口の中が渇いているいびきの音、手を触ったときの乾いてすべすべした感触、一日中家族が傍にいてその日を待つ空気、少しずつ話すことがぼんやりしてくる感じ、すべてがリアル過ぎた。ドキュメンタリーなんだから当たり前なんだけど。でも、悲痛になり過ぎず、それでも時には吹き出してしまうような場面もあったり、血の繋がった娘なのに、こんな風にお父さんを撮れるなんてすごいと思う。やっぱり会場中がおおいに泣いていて、鼻をすする音も「すんすん」じゃなくて「ずずー」って感じであちこちから響き渡っていた。