角田光代「八日目の蝉」

旅行中に読み始めて、帰りの新幹線で一気に読み終える。昨日友だちが言ってた「どこの家のお母さんもたいてい面白い」という事実をもっと深く小説にした感じ。構成も素晴らしくて圧倒的だった。小豆島が重要な場所として出てきて、さっき見たばかりの光景が描かれているのを読んで不思議な気持ちになった。この小説をそんな体験をしながら読めてよかった。

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)