マリア・ジョアン・ピリスを聴きに紀尾井ホールへ。チェロとピアノのためのソナタ第2番ト短調Op.5-2、創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80、20分の休憩を挿んで、ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」、チェロとピアノのためのソナタ第3番イ長調Op.69。オールベートーベンプログラム。チェロはパヴェル・ゴムツィアコフという若者。アンコールは、J.S.バッハのパストラーレ、カザルスの鳥の歌。


15:00開演という昼間のコンサートで、お客さんも肩の力が抜けてカジュアルな感じの人が多く(年齢層は高め)、いい休日の昼下がり。ピリスのピアノはのびやかにストイックで人間らしく、とても気持ちがよかった。ふわふわで床に届きそうな丈のスカートがかわいかった。


ニューオータニでお茶を飲み、ハンバーガーを食べて帰る。