小沼純一・編「武満徹 対談編」

もうちょっと脚注で説明が入っていたらよかったのにな。基礎知識が足りなかった。最初の「徹子の部屋」での対談は、概要が分かって良かったし、そこに出てきた「貧乏で楽器が買えない時期に、面識のない黛敏郎からある日アップライトピアノが届いた」というすごい美談が、最後の鼎談(黛敏郎岩城宏之)で改めて語られ、本人が語るそこに到った経緯の話が面白かった。

武満徹対談選―仕事の夢 夢の仕事 (ちくま学芸文庫)

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