2007-05-03 川上弘美「真鶴」 読んだ 言葉を選び抜いて書かれた小説、という印象が強い(よくも悪くも)ので、じっくり読むのに適している。 なにしろこの本は装幀が美しい。新潮文庫の三島由紀夫を思わせるスリーブを外すと、全面に高島野十郎「すもも」の絵が入っていて、純文学的重厚な雰囲気。大久保明子さんによる装幀とのこと。素敵な本をありがとうございます。真鶴作者: 川上弘美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (170件) を見る