好きそうだから、と友だちから送られてきて、軽い気持ちで読んでみたら、予想以上に面白かった。知っているもののことでも初めて知るエピソードが多くて、例えば、駄菓子屋さんで10円で売っている梅ジャムは、天候や材料によって微妙に加減しながら手作りされてて、その作業はそこんちのおとうさんしかできない、なんて話にはかなりぐっときた。
- 作者: 早川光
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/11
- メディア: 文庫
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好きそうだから、と友だちから送られてきて、軽い気持ちで読んでみたら、予想以上に面白かった。知っているもののことでも初めて知るエピソードが多くて、例えば、駄菓子屋さんで10円で売っている梅ジャムは、天候や材料によって微妙に加減しながら手作りされてて、その作業はそこんちのおとうさんしかできない、なんて話にはかなりぐっときた。