2006-12-20から1日間の記事一覧

 米原万里「ガセネッタ&シモネッタ」

こちらも今年亡くなったのであった。ちょっと身びいきの文章が目立つけど、彼女がロシア語通訳という仕事を愛し、誇りに思っていたことがすごく伝わってくる。ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/06…

訃報を聞いてびっくりした。こないだ図書館で借りてきたまま、まだ聴いていなかったCDを聴く。岸田今日子朗読、向田邦子作品「胡桃の部屋」。恐ろしく、しんしんとした作品の魅力が、文字を読むより伝わってくるような朗読だった。この素晴らしい二人の女性…