菅原正二「ジャズ喫茶『ベイシー』の選択」

ベイシーには一度だけ行ったことがある。岩手でも夏は暑くて、アイスコーヒーがおいしかった。暗い店内で大きなスピーカーの音を聴きながら、壁に書かれた著名人たちのサインを眺めてた。 この本は飲み屋でおじさんのめんどくさい話に付き合っているような内…

東野幸治「この素晴らしき世界」

いろんな芸人さんをいじり倒していてるんだけど愛があるんだよなあ。東野さん自身も、幻ラジオ以降イメージがだいぶ更新されたな。信頼できる。 単行本で読んだけど出てこないのでKindleのリンク。 この素晴らしき世界 作者:東野幸治 発売日: 2020/03/13 メ…

新井素子編「ショートショートドロップス」

新井素子さんが集めたショートショートというにはちょっと長い短編を集めた本。新井素子さんの本は中高生の頃こなり熱心に読んでいて、まえがきで久しぶりに文章を読んで、その文体の変わりなさにくらくらし、初めの二編がぬいぐるみの話だったので、ああ、…

若菜晃子「東京甘味食堂」

食事を軽く済ませたいとき、甘味屋さんでお雑煮とかにゅうめんとか食べるのがすごく好きなんだけど、この本では、甘味屋さんで甘いものばかりでなくて食事もよくしていて嬉しくなってしまった。有名どころ以外の街の甘味屋さんにもどんどん入っていきたい。 …

吉田豪「聞き出す力」

読む側は面白いんだけどバンバン裏話暴露されてる側はたまったもんじゃないだろうな。徳光さんと伊集院さんが取材NGにする気持ちもよくわかる。 聞き出す力 作者:吉田豪 発売日: 2015/03/20 メディア: Kindle版

里村明衣子「『かっこいい』の鍛え方」

雨宮まみさんが熱心に応援してたことで知った女子プロレスラー。がんばりが半端じゃなくてとても真似できないし尊敬しかない。 「かっこいい」の鍛え方 女子プロレスラー里村の報われない22年の日々 しごとのわ 作者:里村 明衣子 発売日: 2017/11/17 メディ…

パリッコ「酒場っ子」

あーーーこういういわゆる大衆酒場にふらりと入って、勝手がわからずドキドキしながら注文するのを楽しみたいものですな。今行くと違う意味でドキドキしちゃんだよなー。 酒場っ子 作者:パリッコ 発売日: 2019/06/25 メディア: Kindle版

植本一子 円城塔 王谷晶 大和田俊之 香山哲 木下美絵 楠本まき 栗原裕一郎 田中誠一 谷崎由依 辻本力 中岡祐介 ニコ・ニコルソン 西村彩 速水健朗 福永信 マヒトゥ・ザ・ピーポー「コロナ禍日記」

職業も住んでる場所も(時には国も)違う人々が、みんなそれぞれの考えでそれぞれの暮らしを送っているのに、あの首相のクソコラボ映像とか志村けんさん逝去とか同じ事柄に反応を示すのが、連作短編のようだった。日常に差し込まれる同じ事柄。 こういう企画…

中憲人「雑な生活」

Twitterで評判良くて、試し読みしたらめちゃおもしろかったのでそのまま購入した。こういう適温の女友だちの話はいいよね。 わたしも部屋掃除するべきか…べきだろうな… 雑な生活 (ビームコミックス) 作者:中 憲人 発売日: 2020/04/11 メディア: Kindle版

山内マリコ「山内マリコの美術館は一人で行く派展」

テレビブロスの連載で山内マリコさんが自腹で展覧会に行った記録。自腹だから忖度ない感想なのがすごくいい。自分も行った展覧会もいくつかあって、よくも悪くも共感したり。もっと読みたいなー。 昨日も国立近代美術館にピーター・ドイグ展行ったとこだけど…

よしながふみ「きのう何食べた?」17

映画化決定の帯に驚きつつ。 長く付き合うっていろんな擦り合わせができてくるってことだなーと昼間ぼんやり思ってたことが、ケンジさんとシロさんの間にも起きてた。 なんでかKindle版しか出てこないけど紙で読んだよ きのう何食べた?(17) (モーニング…

アガサ・クリスティ「ゴルフ場殺人事件」

読んだのは真鍋博表紙の昔のハヤカワ文庫。愛媛県美術館で真鍋博展があって表紙が展示されるらしく、めっちゃ気になるけど今は無理だなー。愛媛また行きたいなーーーきれいな瀬戸内海で泳ぎたい。 ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:ア…

井上靖「しろばんば」

ある日友だちと電車の中で話しているときに好きな本の話になり、これが私の一番好きな本ってそのまま貸してくれて、それからずーーーっと借りっぱなしだった。やっと読み終えたから久しぶりに連絡とってみよう。 しろばんば (新潮文庫) 作者:靖, 井上 発売日…

ドストエフスキー「罪と罰」1

長年かけて断片的に読んでるから大筋追えなくなってるけど、ロシア文学の味わいを楽しんでる。 罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫) 作者:ドストエフスキー 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版

武田花「犬の足あと 猫のひげ」

なんでもないどこかの情景がたくさんある。 犬の足あと猫のひげ (中公文庫) 作者:武田 花 発売日: 2010/02/01 メディア: 文庫

三浦しをん「のっけから失礼します」

巻末おまけ描き下ろしの「もふもふパンダ紀行」だけ南紀白浜行ったときに読んだんだよな。パンダかわいかったしホテル川久のバブルっぷりすごかったな。 言葉の選び方が難しいのに内容ゆるゆるでおもしろい。必定、とかすらっと出てこないよな。 のっけから…

高野雀「しょうもないのうりょく」1

久しぶりにおもしろい4コマ誌の漫画読んだー。コミックエッセイでもご飯ものでもなく、難しいこと考えずに読める漫画久しぶりー。悪い人が出てこなくて心安らかに読める。 なんで紙版のが出てこないんだろ しょうもないのうりょく (1) (バンブーコミックス) …

坂口安吾「パンパンガール」

伊勢佐木町に来たら、ヨコハマメリーさんのこと思い出したので、Kindleに入ってたこれを読んだ。 パンパンガール 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版

坂口安吾「安吾巷談 01 麻薬・自殺・宗教」

ヒロポンにもいろいろあるのね。静脈注射、皮下注射、錠剤それぞれ効果が違うらしい。今知ってどうする、という知識だけど。 安吾巷談 01 麻薬・自殺・宗教 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版

坂口安吾「安吾巷談 06 東京ジャングル探検」

当時の新宿のガラの悪さやばいけど、上野はそれ以上にえらいことになってる 安吾巷談 06 東京ジャングル探検 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版

坂口安吾「安吾巷談 08 ストリップ罵倒」

昨日Amazonプライムで観た「傷だらけの天使」第三話は浅草ロック座が舞台になってて、当時のストリップの様子が出てきて面白かった。和物の演目ばかりで胸丸出しで腰巻だけでレビューしたり。 バラックに劇場建ててるので建て増し放題、という話がおもしろか…

坂口安吾「安吾巷談 09 田園ハレム」

戦後間もない頃、小岩の田んぼの真ん中にダンスホールのていの遊郭があったという話が気になっていて、坂口安吾が書いているというので読んでみた。元々会社の寮だったところらしいけど、ほんとになんでそんなところに派手な施設があったのか謎。この坂口安…

中川三郎「実態調査 赤線青線地区総覧」

fire TVを買ったりドコモのプランを変えたりしたので、Amazonそんなに使わないくせにプライム会員になったのだけど、Kindle Unlimitedの仕組みがいまいち難しい。Kindle持っててプライム会員だと月に一冊読めるのだな。ということで読んでみた本。それとは別…

imdkm「リズムから考えるJ-POP史」

楽曲について論じている文章を、spotifyなどでその曲を聴きながら読むのは楽しい注釈の譜を読みながら頭の中で歌うのもおもしろい。 リズムから考えるJ-POP史 作者:imdkm 発売日: 2019/10/03 メディア: 単行本(ソフトカバー)

デイリーポータルZ編集部編「歯は血が出るまでみがけ」

硬い本読んだ後に柔らかい文章読むと、脳みそが温冷浴した後みたいに気持ちいい。

有吉佐和子「青い壺」

ジャケ買いした本。壺、数奇な運命すぎる。 新装版 青い壺 (文春文庫) 作者:有吉 佐和子 発売日: 2011/07/08 メディア: 文庫

柘植文「つげ式貧遊術」

いやまじな話緊急事態宣言中は収入減るし、と思って読んでみたけど、そもそも外にお出かけできないから参考にはならないのだった。 つげ式 貧遊術 (バンブーコミックス 4コマセレクション) 作者:柘植文 発売日: 2014/05/02 メディア: Kindle版

古谷三敏「BARレモン・ハート」1

Kindleセールになってて喜んでまとめて買った。普段Kindleの漫画はFireのタブレットで読むんだけど、これiPhoneで移動中に読むのにちょうどいい漫画だな。 BARレモン・ハート : 1 (アクションコミックス) 作者:古谷三敏 発売日: 2013/03/22 メディア: Kindl…

宮藤官九郎「いまなんつった?」

まさか新型コロナに感染されるとはな。回復されてよかった。昔のエッセイなのにタバコ吸ってたりすると心配してしまう。 いまなんつった? 作者:宮藤官九郎 発売日: 2013/11/15 メディア: Kindle版

斉須政雄「十皿の料理」

日本におけるフランス料理の第一人者の話。フランスで修行をされているんだけど、昔のフランス料理界って今以上に厳しかっただろうし、ましてやフランスにアジア人が行くなんて相手になかなかされなかっただろうし、修行時代の話が本当に辛そうで、自分なら…