読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

湊かなえ「望郷」

施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」1

読書好きな人と知り合って勧めてもらった漫画。高校の図書室には個人的にいい思い出があるのを思い出しながら読んだ。 バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス) 作者: 施川ユウキ 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2014/04/18 メディア: Kindle版 この商品を…

オカヤイヅミ「おあとがよろしいようで」

いろんな作家に、死ぬ前に何が食べたいかを聞くまんが。死生観と食べ物への思いと両方聞けて面白い。あと作家っていう人種が面白い。私は、海苔を巻いたおにぎり(鮭と梅干し)とぬか漬けと緑茶かな。味噌汁でもいいけど当たり外れが激しいしな。 おあとがよ…

宮部みゆき「希望荘」

年末年始に読むのにぴったりな分厚さだなうししと思って買って、帰省先でいざ読み始めたら、まさかの短編集でびっくりした。えーこのシリーズ、今まで長編だったじゃんかー。とはいえ、やもめの私立探偵となった杉村さんの新しいフェイズ、それはそれで面白…

杉江松恋/ 藤田香織「東海道でしょう!」

旅行エッセイが好きだし、藤田さんの読書日記ものが好きなので、これもと思って読んでみたのだけど、そういえば、どうにも苦手な旅行エッセイの部類があって、それは編集者と一緒に移動するやつ。手配の苦労もないのでいいとこどりみたいで楽しめない。今回…

植本一子「かなわない」

以前に新潟の北書店で買った自費出版の「かなわない」は、結婚していながら好きな人ができたって話で戸惑いながら読んだけど、この書籍版は地震とか子育ての様子も入ってて、でもずっとしんどくて、なんでこんなにしんどい思いしながら読まなきゃいけないん…

みうらじゅん「『ない仕事』の作り方」

ニッチなことをし続けてると思ったら、ゆるキャラとか仏像とかメインストリームな仕事になってたり、みうらさん侮り難いことこの上なしだな。スライドショーが映画化ってびっくりするようなことが現実になってるけど、せいこうさんが映画関連のインタビュー…

岸政彦/雨宮まみ「愛と欲望の雑談」

なんだか、いろんなことの答え合わせのようになってしまって。 愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊) 作者: 雨宮まみ,岸政彦 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2016/08/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る

恩田陸「蜜蜂と遠雷」

直木賞とりたての本を買って読む、という自分としてはめずらしくミーハーなことをした。題材がピアノの国際コンクールなんだけど、子どもの頃からピアノものの漫画とか大好物で。自分もピアノを長いこと習っていたんだけど、普通の高校に通ってる自分の周囲…

都筑道夫「退職刑事」1

安楽椅子探偵もの。現職刑事が退職刑事である父親に、晩酌ついでに今扱ってる事件のことを相談し解決する話。最後の最後どうなったのかわからない話もあってもどかしい。 退職刑事 (1) (創元推理文庫) 作者: 都筑道夫 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2…

レイザーラモンRG「人生はあるあるである」

友だちに借りて読んだけど、控えめに言ってもすばらしいなこの本。RGさんのこと、テレビで観てるときはむしろ苦手だったけど、毎月行ってたイベントで生身のRGさんの魅力に触れたら愛さずにいられなくなってしまい、今は大好きになっている。その魅力の根底…

山崎ナオコーラ「かわいい夫」

確か谷中の往来堂で買ったんだった。サイン本もあって、ものすごくいい言葉が書いてあって、それを買うこともできたけど、この言葉もっとたくさんの人の目に触れたらいいなと思ってサインが入ってないのを買ったんだけど、そのときなんて書いてあったのか忘…

海野つなみ「回転銀河」1

Kindleで0円だった時に買ったもの。ストーリーは好きだけど絵が入り込めないな。 回転銀河(1) (Kissコミックス) 作者: 海野つなみ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

はるな檸檬「れもん、うむもん!」

はるなさんの旦那さんのことが気になって出産コミックまで手を出してしまったが、当たり前だけど旦那さんのことの細かい記述はなく。いい人だというのはわかった。 れもん、うむもん!――そして、ママになる―― 作者: はるな檸檬 出版社/メーカー: 新潮社 発売…

はるな檸檬「タクマとハナコ」2

結婚はいいものだな、というのと、彼氏もしくは夫を宝塚に引き込む方法、がよくわかる。あとがきのはるなさんの旦那さんのその後を読みたい。 タクマとハナコ2 ある日、夫がヅカヲタに!? 作者: はるな檸檬 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/15 メ…

木村俊介「漫画編集者」

年末年始に読む本として、積読本の中から、宮部みゆき「希望荘」を選んだ。分厚いハードカバーの長編推理小説って年末年始っぽい、と思ったから。新幹線の中で開いて目次を見て初めて、長編ではなくて四編の中編で構成されていることを知った。今までの杉村…

小泉今日子「パンダのanan」

一つ一つが短いし、ananの連載ってことで軽い文章が多いし、もっとがつんとキョンキョンの文章が読みたい、という欲が大きくなる一方であった。 パンダのanan (マガジンハウス文庫) 作者: 小泉今日子 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2009/03/26 メ…

雨宮まみ「女子をこじらせて」

雨宮まみさんの文章を積極的には読んでこなかった。自分のような人を狙い打った文章を書く人だと思ってた。こじらせ女子、あーはいはい私のことですね、と。同族嫌悪もあったかもしれない。頑張って目を背けてきたことをつまびらかに文章にされるきつさがあ…

海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」2~8

ドラマがあんまり面白いのでやはり原作の続きに手を出してしまった。夜中でもどんどん続きを買えてしまうKindle便利すぎてやばい。原作は原作でいいなと思ってきた。特にゆりちゃんがいい。 ドラマこの後どうなるのかなー 逃げるは恥だが役に立つ(2) (K…

小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」

小泉さんの文章に撃ち抜かれてしまった。もっと読みたい。もっと書いて欲しい。子供の頃、デビュー前後の頃、アイドルの頃、過去の小泉さんのことを普通に書いてるのがすごくいい。 黄色いマンション 黒い猫 (Switch library) 作者: 小泉今日子,和田誠 出版…

ロマン優光「間違ったサブカルで『マウンティング』してくるすべてのクズどもに」

まずタイトルが最高。こないだ初めてロマンポルシェ。観たとき、ロマンさんはにやにやしながらディレイかけつつすごい勢いでビールを何缶も空にしてた。あんなおじさんがこんなにすごい本書くなんて。 膝打ちながら何度も読み返した箇所いくつかあるけど、大…

中平龍二郎「ホントに歩く大山街道」

大山詣りに興味があった頃に頂いた本。金比羅さんとかお伊勢は有名だけど、身近に大山街道があって、こんな地味な近所をお詣りに行く人が通って町が形成されてたのかと思うと不思議な気持ち。山へお詣りにってレジャーと信心が融合しててよくできたアミュー…

海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」1

今日の逃げ恥も大変よかった…。久しぶりに泣きながらドラマみた。平匡さんとみくりさんがかわいくてかわいくてその上かわいいよ…。おまけに古田さんと藤井さんの酔っ払い演技まで楽しめて、なんてすばらしいドラマなんだ。 そういやKindleで一巻だけ買ってた…

星野源「働く男」

TBSドラマの「逃げれば恥だが役に立つ」が面白くて仕方ない。星野さんも新垣さんも古田さんも藤井さんも石田さんも好きな人ばかり出てて、なおかつ内容もめちゃくちゃ面白いドラマがあるなんて、作ってる人たちにありがとうございますと伝えたい。星野さんが…

吉野朔実「吉野朔実は本が大好き」

このシリーズをよく図書館で借りて読んでた。亡くなられてから全部一冊にまとまった。本が好きで、同じく本好きな仲間にも囲まれて、いい読書ライフを送られてきたのがよくわかる。いろんなジャンルの本が出てきて楽しいし、もっと私も小説読もう、という気…

獅子文六「娘と私」

私小説なので作者のおっさんくさいめんどくささが出てて、今まで読んだ獅子文六のフィクション小説とは違う感じ。フランス人とのハーフの娘を戦争をまたいで育てた記録。当時の暮らしの様子がわかるのもおもしろい。 娘と私 (ちくま文庫) 作者: 獅子文六 出…

山下和美「天才柳沢教授の生活」2、3

すんごい今更なんだけど、この漫画すごくおもしろいのではないだろうか。大学の臨床心理学の先生がよく授業の題材に使っていたのもわかる。 天才柳沢教授の生活(2) (モーニングコミックス) 作者: 山下和美 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/28 メ…

はらぺこ編集部「漫画家ごはん日誌 たらふく」

谷川史子さんと青木俊直さんがご夫婦と知って驚いた。 漫画家ごはん日誌 たらふく (フィールコミックス) 作者: はらぺこ編集部 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2016/10/08 メディア: コミック この商品を含むブログを見る

伊坂幸太郎「ゴールデンスランパー」

去年気仙沼へ行くときにご当地に近いかなと思って買った仙台が舞台の小説だけど、仙台は新幹線で通り過ぎただけだったしなんとなく初めの方だけ読んで放置していた本。でなにげなく続きを読み始めたら止まらなくなって、その日のうちに読み終えた。なんでそ…

藤井健太郎「悪意とこだわりの演出術」

ハリウッドザコシショウのイベントにDJとして出てた藤井健太郎さん、RGさんをMCにして、バラエティ番組のテーマソングを中心にDJしてて、その上当時の映像を編集したものも流してて、本職で死ぬほど忙しいだろうにこんなことまで!と驚いた。そしてとてもお…

古泉智浩「うちの子になりなよ」

子どもが欲しくてでもできなくて、里親という制度を選んだ、という。その選択肢があったか。里子と養子の違いもよく認識してなかったけど、成り立ちから違うものなのだな。この間友だちとの話で里親制度の話が出てきて(親から離すため短期間預かる、という…

志村貴子「娘の家出」1〜5

いつか読みたいなと思ってた漫画の1巻2巻が Kindleで無料になってて、読み出したら続きが気になって続巻を購入。まんまと。 いろんな人がフラットに出てくるのがすごくいい。 娘の家出 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 志村貴子 出版社/メーカー:…

東村アキコ「即席ビジンのつくりかた」

40歳ってどういう心持ちでいたらいいのかわからなくって、この先、年相応なんつってつまらない格好とかしてかなくちゃいけないのかな、とか、あと20年くらい会社員人生残ってるぽいけど仕事に対してどういうスタンスでいたらいいんだ、とか思ってどんよりし…

磯部涼「新しい音楽とことば」

石野卓球、大森靖子で始まり、若旦那(湘南乃風)で終わる構成がしびれる。取り上げられる曲や言及される曲をAppleMusicとかで探して聴きながら読む作業がすごく楽しい。 新しい音楽とことば (SPACE SHOWER BOOKs) 作者: 磯部涼 出版社/メーカー: スペースシ…

岡本健太郎「山賊ダイアリー」7

とうとう最終巻。似たような話が多くなっちゃってるのは否めないけど、何年か後どうなってるかまた読みたい。新連載どんな感じになるのかな。 山賊ダイアリー(7) (イブニングコミックス) 作者: 岡本健太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/10/21 メ…

よしながふみ「きのう何食べた?」12

親だけでなくお客さんも歳をとって変化していくこと、ケンジさんの出張カットの話とかリアルでいいなあ。 きのう何食べた?(12) (モーニング KC) 作者: よしながふみ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/10/21 メディア: コミック この商品を含むブログ (1…

羽海野チカ「3月のライオン」12

12巻にして零ちゃんが仕事をする姿を初めて目の当たりにする姉妹、というのがおもしろかった。ひりひりするような勝負の描写の合間にそうめん茹ですぎてお腹いっぱいになるようなほこほこエピソードが入って、この緩急がたまらん。 3月のライオン 西尾維新コ…

ジュンパ・ラヒリ「べつの言葉で」

インド人の両親にアメリカで育てられたため、ベンガル語と英語を身につけ、英語で小説を書いていた作家がイタリア語に出会い、イタリア語で書いた本。ジュンパ・ラヒリのイタリア語への情熱に目をみはる。イタリア語で書かれたという短編は、日本語に訳され…

はるな檸檬「タクマとハナコ」1

ヅカヲタの皆さんの話っておもしろいよねと思って読んでみたが、結婚て悪くないよね、な話であった。タクマさんもたいがいだけど、あとがきのはるなさんの旦那さんの話がすごかった。 タクマとハナコ1 作者: はるな檸檬 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2…

西尾雄太「アフターアワーズ」1

ふわー自然に百合要素が紛れ込んでる!もっと読みたい。 アフターアワーズ(1) (ビッグコミックス) 作者: 西尾雄太 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/10/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

夏目漱石「坊っちゃん」

こんなに有名な小説を今まで読んでいなかった。読みそびれたままここまで来てしまった。道後温泉に行くことになったので、これが機会と思いやっと手にとった。松山と江戸っ子の話。親譲りの無鉄砲。 坊っちゃん (新潮文庫) 作者: 夏目漱石 出版社/メーカー: …

岸本佐知子「なんらかの事情」

岸本さんのエッセイは何年かに一冊しか出ないから、貴重なお楽しみ。細く長く続けていただきたい。 なんらかの事情 (ちくま文庫) 作者: 岸本佐知子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/03/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る

小林カツ代「おなかがすく話」

去年大阪に行ったとき、なんばにある波屋書房というすばらしい本屋さんに入った。ぱっと見普通の街の本屋さんなんだけど、料理本がすばらしく充実している。食にまつわる本がたくさんある。ブックカバーも素敵なことだし、なにか記念に買って帰りたいな、と…

片桐はいり「わたしのマトカ」

製作の話を聞いてからずっと楽しみにしてた「シン・ゴジラ」、すっっっごくおもしろかった。片桐はいりさんが、はいりさんらしいすばらしい役で出演されていた。蒲田の昭和な映画館でも上映されているのだが、たまにもぎりで現れるらしい。なんて素敵な人な…

松田青子「スタッキング可能」

渋谷PARCOが閉店する。建て替えらしいのだけど、とにかくあの建物がなくなる。閉店前日に、見納めに行ってきた。よく行っていたのは二階にトリコが入っていた頃かなー。映画も演劇も観たな。どんどんテナントが入れ替わるのだけど、いつ行っても楽しかったの…

五嶋節「『天才』の育て方」

五嶋みどりさんのコンサート会場で、CD買わずに本を買った。だってみどりさんと龍くんを育てた人の話、聞いてみたいもの。新書なので基本ライトな内容なのだが、急に、うぐぐ、という重い話も入ってくる。毎年観てたオデッセイで龍くんを育てる節さんの姿は…

よしもとばなな「さきちゃんたちの夜」

今日はとても天気がよかったので、いそいそと海へ行った。行き帰りの電車と浜辺でこの本を読んだ。よしもとばななさんからはしばらく気持ちが離れてたのだけど、とてもすきなよしもとさんの感じの小説だった。久しぶりによしもとさん読んだけどこれはとても…

中崎タツヤ「もたない男」

こんなにも人ってものを処分できるものなのか。とものに埋もれた部屋の中で読む。 もたない男 (新潮文庫) 作者: 中崎タツヤ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/05/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る