向田邦子「海苔と卵と朝めし」

食べものについてのエッセイをまとめた本。ざっかけない手料理の描写を読んでると真似したくなる。 海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選 作者: 向田邦子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを…

掟ポルシェ「男の!ヤバすぎバイト列伝」

web連載でも読んでたのがまとまって、藤井隆さんと志磨遼平さんとのバイト対談つき。掟さんや志磨さんの当時の世間舐めっぷりと真面目すぎてどうかしている藤井さんと極端すぎる。バイトで無責任に働くやつまたやりたいなー。責任ある社員の立場とかもう疲れ…

アガサ・クリスティ「おしどり探偵」

おしどり夫婦の探偵ごっこのようなショートミステリ。この手の短編はあっという間に結構な規模の事件が起こって、あっという間に解決していく。 おしどり探偵 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-36 クリスティー短編集4) 作者: アガサ・クリスティー,橋本福夫 出版…

ミズモトアキラ「YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日」

ユトレヒトでたまたま見かけたZINE。というには分厚い、文庫本のようなつくり。武田百合子の「富士日記」を「あきれるほど丁寧に読み解いていこうという試み」。「富士日記」はたぶん今までで一番読んだ本(次点は「細雪」)だと思うんだけど、この本では文…

アガサ・クリスティ「杉の柩」

そういえばタイトルの意味がわからないままだ。 法廷の場面で始まり、事件が起こった頃に時制が戻り、また法廷の場面に、というABA方式なのが珍しい。ほんの少しのほころびから一気に謎が解けるのが気持ち良かった。 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文…

河鍋暁斎記念美術館「河鍋暁斎絵日記」

くずし字読めるようになりたい、こういう絵日記の文字を読みたいんだよ。さらさらと描いた絵や文字がたまらん。描いた先から周りの人に持って行かれたの、よく分かる。私も欲しいもの。 河鍋暁斎絵日記 (コロナ・ブックス) 作者: 河鍋暁斎記念美術館 出版社/…

吉田戦車「出かけ親」1

持つべきものは心のネコである。 一人でお出かけする漫画、確かにツッコミ役のネコは偉大な発明だな。 出かけ親 (1) (ビッグコミックススペシャル) 作者: 吉田戦車 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/03/29 メディア: コミック この商品を含むブログを見…

山内マリコ「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」

終盤それほど伊勢丹の話ではなかった。ひとの買い物の話は楽しい。カラーイラストがついているのでfireで読んだ。 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫) 作者: 山内マリコ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/04/15 メディア: Kindle版 こ…

原武史 三浦しをん「皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。」

原さんの博覧強記ぶり、恐ろしいほどだ。皇室のことも血が通った説明で、もっと調べたくなった。原さんの書いた「大正天皇」も読んでみよう。三浦さんの指摘や質問も鋭く的確で、とてもよい対談本だった。 皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 作者: 原武史,三…

村田沙耶香「きれいなシワの作り方」

このときの村田さんと飲んでみたい。「おひとりさま海水浴はハードルが高い」とか「過去にクラブに行ったことがある」とかいう話に、「ひとり海水浴意外と平気だよ!言うほど目立たないよ!」とか「忘れた頃にまたクラブに遊びに行ったりすることもあるよ!…

スズキナオ+パリッコ「椅子さえあればどこでも酒場」

チェアリングを応援したい気持ちで購入。 椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 (ele-king books) 作者: スズキナオ,パリッコ 出版社/メーカー: Pヴァイン 発売日: 2019/03/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

高野雀「世界は寒い」2

もっと彼女らの話読みたかったよ〜〜〜やっぱり買い支えるって大切なことなのだな…としみじみ思わされるあとがきだった。 世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing) 作者: 高野雀 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2019/02/08 メディア: コミック この商品…

檀原照和「ヨコハマメリー 白い孤影」

ドキュメンタリーに徹しずに著者の迷いとか思い込みとかが全面にでた不思議な本。ハマのメリーさんから知らなかった戦後が見えてくる。 伊勢佐木町で飲みながら読み切って、外に出たら客引きの女の子がちらほらいて、今もそういう街なんだな。 白い孤影 ヨコ…

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

こんなふうに終わらないといいなーと思っていた通りに終わってしまった 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/12/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る

伊藤理佐「おかあさんの扉」8

北村薫「中野のお父さん」

P.G.ウッドハウス「ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻」

美智子皇后が誕生日のおことばで触れられていて知ったシリーズ。イギリスっぽいユーモアミステリーだった。 ジーヴズの事件簿―才智縦横の巻 (文春文庫) 作者: P.G.ウッドハウス,P.G. Wodehouse,岩永正勝,小山太一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2011/05…

若林正恭「ナナメの夕暮れ」

若林さん歳をとって更に複雑なこじらせ方をしてるな ナナメの夕暮れ (文春e-book) 作者: 若林正恭 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/08/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

若林正恭編「ご本、だしときますね?」

小説家自身の面白さに焦点を当てたテレビ番組、面白かったな。若林さんと個人的な繋がりがあるゲストが多かったみたいだけど、もっといろんな作家さんのの話聞いてみたいから、番組またやってくれないかな。 ご本、出しときますね? 出版社/メーカー: ポプラ…

吉田戦車「ごめん買っちゃった」

理屈こねながらする買いものって楽しいよね。 ごめん買っちゃった ~マンガ家の物欲~ 作者: 吉田戦車 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

三浦しをん「まほろ駅前狂騒曲」

おもしろい漫画のように面白いやつ。はちゃめちゃな展開とかテンポのいい進行とか。そしておもしろい。 多田さんの過去の話繰り返し出てくるけどディテール忘れてるので前の作品読み返さなきゃかな。 まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫) 作者: 三浦しをん 出版社/…

佐々木倫子「動物のお医者さん」1〜3

急にツイッターでこの漫画の話題が盛んになった。みんな大好き動物のお医者さん。菱沼さんが就職するしないの話、堂当たり前のように「女で博士はいらない」って言われてるし(今ならもっとぼやかすのでは)、面接に行くときはディスコにでも行くような格好…

高野雀「低反発リビドー」

かっこいい表紙、GraphersRockさんだったのか。 こういう群像連作短編たまらん。 低反発リビドー 作者: 高野雀 出版社/メーカー: ノース・スターズ・ピクチャーズ 発売日: 2015/12/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

劇団雌猫「だから私はメイクする」

会社では大抵すっぴんだけど、遊びに行くときは化粧することが多いし、化粧品を買うのもわくわくするのでとても好き。しないといけないとは考えたくなくて、好きなときに好きなようにしたい。自分が好きなように装うのって楽しいよな。ということを再確認さ…

若竹七海「依頼人は死んだ」

アメトーークの読書芸人の影響で平置きが目立った「静かな炎天」を読んでみたいけどシリーズものなので、その手前から律儀に読むことに。いま文春のkindleは50%ポイント還元なので続きも買った。 依頼人は死んだ (文春文庫) 作者: 若竹七海 出版社/メーカー…

岸政彦「街の人生」

「家、ついて行ってイイですか?」と「ドキュメント72時間」がすごく好きで、それは、その辺で普通に暮らしているように見える人も何かを抱えて生きているということ、たくさんの人生が世の中には存在しているということを感じられるからだ。 思えば、一時期…

伊藤理佐「おんなの窓」6

歳をとるのは楽しいし、楽しみたい。 おんなの窓 6 作者: 伊藤理佐 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/11/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

ミランダ・ジュライ「最初の悪い男」

まったく想像を超えた小説だった。あまりの展開に何度も振り切られそうになった。 最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス) 作者: ミランダジュライ,Miranda July,岸本佐知子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/08/24 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

長谷川町子「仲よし手帖」上巻

サザエさんの学生時代を描いたような女学生仲よし三人組ものだけど、代用パンとか配給切符とか、家の手伝いで学校を休むとか、時代を感じさせる描写が多くて切なくなる。 仲よし手帖 (上巻) 作者: 長谷川町子 出版社/メーカー: 姉妹社 発売日: 1983/01 メデ…

坂元裕二「初恋と不倫」

初めて本屋さんでこの本を見たとき、なんだかとても目を引いて、つい手にとってしまった。そのときは買わなかったけど、また別の日に人と本屋さんにいたら、坂元裕二さんを知らないその人も気になって手にとってて、これはもう買うべきだなと思って買った。…