山内マリコ「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」

終盤それほど伊勢丹の話ではなかった。ひとの買い物の話は楽しい。カラーイラストがついているのでfireで読んだ。

 

 

 

原武史 三浦しをん「皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。」

原さんの博覧強記ぶり、恐ろしいほどだ。皇室のことも血が通った説明で、もっと調べたくなった。原さんの書いた「大正天皇」も読んでみよう。三浦さんの指摘や質問も鋭く的確で、とてもよい対談本だった。

 

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。

 

 

 

村田沙耶香「きれいなシワの作り方」

このときの村田さんと飲んでみたい。「おひとりさま海水浴はハードルが高い」とか「過去にクラブに行ったことがある」とかいう話に、「ひとり海水浴意外と平気だよ!言うほど目立たないよ!」とか「忘れた頃にまたクラブに遊びに行ったりすることもあるよ!」とか答えたいし、歌舞伎町のコンビニの話とかアダルトショップの話とか聞いてみたい。

 

 

スズキナオ+パリッコ「椅子さえあればどこでも酒場」

チェアリングを応援したい気持ちで購入。

 

椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 (ele-king books)

椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 (ele-king books)

 

 

 

高野雀「世界は寒い」2

もっと彼女らの話読みたかったよ〜〜〜やっぱり買い支えるって大切なことなのだな…としみじみ思わされるあとがきだった。

 

世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

 

 

 

檀原照和「ヨコハマメリー 白い孤影」

ドキュメンタリーに徹しずに著者の迷いとか思い込みとかが全面にでた不思議な本。ハマのメリーさんから知らなかった戦後が見えてくる。

伊勢佐木町で飲みながら読み切って、外に出たら客引きの女の子がちらほらいて、今もそういう街なんだな。

 

白い孤影 ヨコハマメリー (ちくま文庫)

白い孤影 ヨコハマメリー (ちくま文庫)

 

 

 

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

こんなふうに終わらないといいなーと思っていた通りに終わってしまった