磯部涼「ルポ川崎」

web連載中から衝撃を受けながら読んだ。遠くない街のことだけど自分の育った環境と大きく違ってて戸惑う。川崎市出身の同い年の同僚と横浜市にいた私とで中学時代の話をしたとき、同じく公立中学なのに、教師が生徒に手をあげたことが大ニュースになるような超リベラル中学に通ってた私と廊下をバイクが走ってた同僚とで、カルチャーがだいぶ違うことにショックを受けたことを思い出した。学校の窓ガラスが割られるなんて、ひと昔前の話だと思ってた。

夢中で読んでしまった私もまたスラムツーリズム気分を否定できないけど、ここに出てくる子たちの親はきっと私世代なんだろうなと思うと、遠くないところで同い年の人たちのこんな暮らしが存在してることに気づかなかった自分の視野の狭さを感じる。

 

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東山紀之「カワサキ・キッド」

東山さんが川崎のヘビーな地域で育った話を。磯部涼さんの連載の川崎の話(最近出た単行本を友達から借りているので、これから読む)を思い出しながら読む。

 

カワサキ・キッド (朝日文庫)

カワサキ・キッド (朝日文庫)

 

 

 

柘植文「中年女子画報」

今の私と同い年の柘植さんがいろんなことにチャレンジする漫画。リアルでありがたい。 

 

 

施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」

読書好きな人に勧められたまんが。高校の図書室大好きだったな。今思い返すと本のセンスもよくて。先生にはなんの思い入れもないんだけど、司書の方には会いたい。

 

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)
 

 

 

山本さほ「岡崎に捧ぐ」1、2

地元が近いのでweb連載中から気になっていたんだけど、トークショーが当たったので読んでみた。んだけど風邪ひいたので行くの厳しそうだな。岡崎さんの実家すごい気になる。

 

岡崎に捧ぐ(1) (コミックス単行本)
 

 

 

 

 

田中圭一「うつヌケ」

書き漏れてた。

 

うつになるところ、うつから抜け出すところまではよくあるっちゃあるけど、そこからまたうつになる話が普通に描かれてるのがいいと思う。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち