羽海野チカ「3月のライオン」13

淡々と進むこんな巻もとてもいい。

大城さとし「おばぁタイムスリー」

タイトルも自由。タイムスリーて。

沖縄タイムスでの連載四コマ、1巻を随分前に買ってから、次の巻出ないかなーとずっと待ってたら、「ツー」と「スリー」が同時に発売された。同時て。なんて自由な。この漫画を買いたいという口実で、春に迷ってた沖縄遠征に行ってきた。

ちなみに4巻も今年発売されたんだけど、急にペース早いし「フォー」ではなくて普通に4巻だし、しかも判型変わってるし、ほんとなんて自由な。

そんな自由なおばぁタイムスが大好きです。

読んだ

パートさんの旦那さんが夕飯担当する話、ありきたりなオチじゃなくてすごく建設的でよかったなー。ゲイカップルってだけじゃなくて、いろんな家族のあり方が普通に描かれてていい。

ダヴィンチの連載でキューバ旅行のこと書いた文章がすごくよくて、だからこの本の内容もなんとなく知ってる気になってたんだけど、一冊の本の分量で読むと予想を超えてほんとうによかった。紀行文とかじゃない、私小説ってこういうのを言うんだっけな。知らない国をひとり旅をしたい。

会社帰りに本読んで帰るっていうのもっとやりたいな。忘れないようにしよう。

話としてはすごくいいし、特に最後はみくりより百合ちゃんの話に釘付けだったけど、絵がなー。一度気になるとずっと気になっちゃって。

かなちゃんいい子すぎて。