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恩田陸「蜜蜂と遠雷」

直木賞とりたての本を買って読む、という自分としてはめずらしくミーハーなことをした。題材がピアノの国際コンクールなんだけど、子どもの頃からピアノものの漫画とか大好物で。自分もピアノを長いこと習っていたんだけど、普通の高校に通ってる自分の周囲だけでもうまい人がたくさんいて、音大行ってプロになって、みたいなことが自分にできる気がさっぱりしなかったから、創作であっても、ピアノの才能ある人の話読むのはおもしろい。

評判通りもうおもしろくておもしろくて、かなりの分量だけど、二日かけて一気に読んだ。読んでる最中から、うわーおもしろいー!と興奮した。登場人物がみんな魅力的で、若者たちがコンクールを通して成長する様も、それに触発される審査員たちも、寄り添う周りの人々も、それぞれにストーリーがあって、それがきちんと描かれているのがすごくよい。中でも会社員でありながらコンクールに挑戦する明石さんの、生活者の音楽、というモチーフが、物語を地に足つけたものにしていたと思う。

集中したくて外で読んだんだけど、読みながら泣いてしまう場面がいくつもあって、こらえるのが大変だった。

物語もキャラクターも魅力的なので、これは映画化とか考える人が出てきそうだけど、実写化したら失敗しそう。文字だけで自分の中に描く世界感を楽しむのって、小説ならではの醍醐味だなーと改めて思った。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

都筑道夫「退職刑事」1

安楽椅子探偵もの。現職刑事が退職刑事である父親に、晩酌ついでに今扱ってる事件のことを相談し解決する話。最後の最後どうなったのかわからない話もあってもどかしい。

退職刑事 (1) (創元推理文庫)

退職刑事 (1) (創元推理文庫)

 

 

レイザーラモンRG「人生はあるあるである」

友だちに借りて読んだけど、控えめに言ってもすばらしいなこの本。RGさんのこと、テレビで観てるときはむしろ苦手だったけど、毎月行ってたイベントで生身のRGさんの魅力に触れたら愛さずにいられなくなってしまい、今は大好きになっている。その魅力の根底にあるものがよくわかった。ますます好きになるしかない本だった。

 

山崎ナオコーラ「かわいい夫」

確か谷中の往来堂で買ったんだった。サイン本もあって、ものすごくいい言葉が書いてあって、それを買うこともできたけど、この言葉もっとたくさんの人の目に触れたらいいなと思ってサインが入ってないのを買ったんだけど、そのときなんて書いてあったのか忘れてしまった。

こういう夫婦の形もあるんだな。本人たち幸せそうでいいな。

かわいい夫

かわいい夫

 

 

海野つなみ「回転銀河」1

Kindleで0円だった時に買ったもの。ストーリーは好きだけど絵が入り込めないな。

回転銀河(1) (Kissコミックス)
 

 

はるな檸檬「れもん、うむもん!」

はるなさんの旦那さんのことが気になって出産コミックまで手を出してしまったが、当たり前だけど旦那さんのことの細かい記述はなく。いい人だというのはわかった。

れもん、うむもん!――そして、ママになる――

れもん、うむもん!――そして、ママになる――

 

 

はるな檸檬「タクマとハナコ」2

結婚はいいものだな、というのと、彼氏もしくは夫を宝塚に引き込む方法、がよくわかる。あとがきのはるなさんの旦那さんのその後を読みたい。

タクマとハナコ2 ある日、夫がヅカヲタに!?

タクマとハナコ2 ある日、夫がヅカヲタに!?